冬と言えば
Photo:E-P1
透き通るように晴れた、冬の朝。
ビルの屋上から立ち上る、白い湯気。
幼い頃は、それを見ては「ビルの屋上に温泉が!」とか信じていたような気も。
なんとなく、「ああ冬だなあ」と実感する光景だったり。
Photo:E-P1
透き通るように晴れた、冬の朝。
ビルの屋上から立ち上る、白い湯気。
幼い頃は、それを見ては「ビルの屋上に温泉が!」とか信じていたような気も。
なんとなく、「ああ冬だなあ」と実感する光景だったり。
Photo : E-P1
実に由緒正しい、ハンバーグエビフライである。
添え合わせは、チープなサラダにコーンポタージュ。
もちろんドリンクは、オレンジジュースだ。
これ以上なく正しい、一点の非の打ち所もないハンバーグエビフライである。
「ハンバーグエビフライが食べたい」
突然、そう思う事ってあるじゃないか。
気取ったハンバークステーキなんかじゃなく、百貨店の7階とか8階にあった食堂街で食べたようなアレが食べたい。
「ワタクシはワタクシの脳髄はワタクシの胃ノ腑はワタクシの味覚受容体細胞は、
もはや、
ハンバーグエビフライ以外、考えられない」
そうした切なる欲求に、最大限の誠意と愚直さをもって応えてくれるレストランというのは、今の世において真に貴重なのである。
コルネットという名の昔気質のそのレストランは、ワタクシに物心がつく遙か以前から、この場所にあった。
世界が終焉をむかえるその日まで、今のままの姿でここにあり続けて欲しいものだと、わりと本気で思っている。
ビルの谷間で。
ふと見上げると、まるで作り物のような空が、建物の隙間に顔を覗かせる。
ゆっくりとスクロールする雲。
自分を取り囲む風景が、急に現実味を失うような感覚。
わりと好きな、感じだったりする。
この時期は、どこに出かけてもクリスマスのイルミネーションがすごい。
一時の青色LEDブームも過ぎたのか、最近は落ち着いた色の灯りも増えて、個人的には嬉しい限り。
たまに面白い飾りがあったりするのも、また楽しい。
写真は丸の内で見かけた「海のクリスマス」。
なんか学祭の展示みたいで面白いなあ、とか思った。